【2025選挙戦展望】奈良県上牧町長選 新人は町政継承路線 水面下で擁立模索も
任期満了に伴う奈良県上牧町長選挙は2月25日に告示、3月2日に投開票される。これまでのところ、元副町長の無所属新人、阪本正人氏(64)が出馬を表明。今期限りでの退任を発表した4期目の現職、今中富夫町長(74)から後継指名は受けていないが、現町政を継承する考えだ。
同町長選は、今中町長が初当選した2009年の選挙戦を最後に、3期連続無投票。水面下では候補者擁立を模索する動きもあり、16年ぶりの選挙となるかも注目だ。
阪本氏は同町出身で、町役場に44年間勤続。公約に、スフィア基準(被災者の権利と尊厳の国際基準)対応▷5歳児検診▷デマンド公共交通―などを掲げる。