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「冬至」寒さ本番、葉ボタンも 奈良県平群町で出荷作業

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葉ボタンの出荷作業に追われる生産者=平群町久安寺の奥川さん片作業場

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 21日は二十四節気の一つ、「冬至(とうじ)」。1年を通じて、もっとも昼の時間が短く夜の時間が長い。とりわけ日没の早さに冬を実感する。寒さもこれからが本番だ。年の瀬の慌ただしさもあり体調を崩しがち。注意したい。

 

 正月飾りなどに重宝される切り花用「葉ボタン」の出荷が、奈良県平群町の「西和花卉(き)部会」で最盛期を迎えている。キャベツの一種、ケールを観賞用に改良したとされ、葉が幾重にも重なり、中央が白や赤に色づく。

 

 「今年も気温が高く心配したが、色、形とも上々の出来」と、生産者の1人、奥川良樹さん(50)。出荷は今月末まで続き、JAならけん椿井営農経済センターに集められ、関西の主要市場に出回る。

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