【衆院選2024】公明、共産、票の上積みに懸命 対維新など危機感も

党員・支持者の高齢化なども「課題」
27日に投開票日を迎える衆院選はいよいよ「終盤」へ。各党とも「大物投入」など支持拡大に躍起だ。「超短期決戦」となり、どこまで政策を浸透できるか時間不足も目立つ中、組織戦を得意とする公明、共産の両党は、大規模な会場を使った演説会など「ハコモノ」に代わり街頭演説を駆使するなど票の上積みに懸命。ともに比例を軸とした戦いだが、公明は大阪など6選挙区で日本維新の会と激突、危機感をあらわにする。共産は野党競合の中で浮沈がかかる戦いだ。党員・支持者の高齢化なども「課題」と指摘されるなか、それぞれ「風を呼び込め」とばかりに気を吐いている。