社会

11月10日に奈良市で「行基さん大感謝祭」 宮大工教室やお砂踏み道場

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 ため池や架橋などの社会事業に尽力し、東大寺の大仏造立にも協力した奈良時代の僧、行基(668~749年)の功績を顕彰するイベント「行基さん大感謝祭2024」(同実行委員会主催)が11月10日、奈良市春日野町の春日大社境内飛火野と同市登大路町の奈良国立博物館仏教美術資料研究センターで開かれる。

 

 飛火野会場では宮大工の棟梁が指導する「宮大工教室」やレンガブロックで橋づくりなどをする「どぼく体験教室」のほか、古代のボードゲーム「かりうち」や「たこあげ体験」などのイベントを開催する。

 

 行基基ゆかりの寺の砂を集めた「お砂踏み道場」も設置。「行基鍋」の提供や屋台、キッチンカーの出店もある。午前11時~午後4時半開場。雨天決行(荒天中止)。入場無料。午後3時半からは東大寺大仏殿まで練り歩く「大仏参詣」もある。

 

 仏教美術資料研究センター会場では「行基生誕1356年記念シンポジウム」を開催。午前10時から地域連携セミナー「行基に学ぶ地域づくり~災害頻発時代を見据えた地域戦略~」、午後0時半から講演会「行基の想い~長い歴史の流れの中にみる未来への教訓~」がある。

 

 入場無料。要事前申込み(先着各100人)。11月9日までに、同シンポジウム告知サイトからか、聴講申込書に必要事項を記入してファクス06(6941)1742で申し込む。

 

 問い合わせは、行基に学ぶ関西再発見の会事務局、電話06(6941)0174(平日午前9時~午後5時)。

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