10年後の自分へ手紙を 奈良県大和郡山市が市制70周年で募集
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10月14日から
奈良県大和郡山市は市制70周年を記念し、この1年が思い出の年となるよう、未来へのメッセージ「10年後の手紙」を実施する。同市民以外でも参加可能。募集は14日から12月27日まで。
市制50、60周年に続き実施は3回目。70周年の今年は、10年前に投函された計3154通の手紙を発送した。
希望者は、市内公共施設各所に設置される専用ハガキ裏面に「未来へのメッセージ」として10年後の自分に向けて夢や希望、家族へ感謝の気持ちなどを書き、表面に「送付先の住所・名前」、「差出人の住所・名前・電話番号」を記入し、85円切手を貼り、各施設の特製ポストに投函(とうかん)。市が手紙を10年間保管し、市制80周年の年に指定の送付先の元へと届ける。
専用ハガキ・特製ポストの設置場所は、市役所、市立図書館、三の丸会館、市民交流館「きんぎょの駅」、各公民館など同市内約20カ所。10年後に郵便料金が変更していた場合の差額は市が負担する。上田清市長は「手書きの文字だからこそ伝わる思いや気持ちがある。多くの方に参加してもらいたい」と呼びかけている。