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奈良県天理市の南中学校と韓国・瑞山市の中学生が友情深め交流 吹奏楽部の演奏で歓迎や記念の寄せ書き作成も

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互いの名前とメッセージを書いた寄せ書きを作成した南中学校と瑞山富春中学校の生徒ら=天理市兵庫町の市立南中学校

 奈良県天理市の姉妹都市・韓国瑞山(ソサン)市から瑞山富春(プチュン)中学校の生徒がこのほど、天理市兵庫町の市立南中学校(福本博校長)を訪れ、同校の生徒と交流した。

 

 

 1991年から姉妹都市提携する両市が取り組むグローバル人材育成に向けた国際交流事業の一環。

 

 本年度は7月に天理市から計26人が中学生使節団として韓国を訪問。瑞山市からは今秋、9校計約600人の中学生が9グループに分かれて天理市を訪問し、市内の中学生と交流する。

 

 歓迎式典では南中学校の2、3年生約270人が、瑞山富春中学校の2年生144人を温かい拍手で迎えた。並河健天理市長は「互いの文化を学び、友情を深めることは、皆さんがこれから世界で活躍する上で良い経験になる」とあいさつ。

 

 南中学校吹奏楽部の30人が「音楽は言葉の壁を越える」との思いを込めて演奏を届けると、瑞山富春中学校の生徒らはダンスで感謝の気持ちを伝えた。

 

 式典後はクラスごとに分かれて交流し、3年2組では互いの名前とメッセージを書いた記念の寄せ書きを作成した。

 

 使節団として韓国を訪問した3年の高原杏華さん(14)は「瑞山市で温かい歓迎を受けた経験が忘れられない思い出になった。恩返しになればうれしい」と話した。

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