議員削減案を可決 定数2減で20から18に - 奈良県大和郡山市議会
奈良県大和郡山市議会の9月定例会は19日再開し、議員発議された議員定数を現行の20から18にする「2減案」を賛成多数で可決した。同市議会での定数削減は2016年3月定例会で2減案が可決されて以来8年ぶり。19年4月の統一地方選から現行の定数20となった。
本議会で賛成討論を行った下地敦志議員(日本維新の会)は「全国の人口8万人規模の都市の実例を考えても、定数18人で市民のニーズに応えることはできる」と主張。さらに「最小限の経費で最大限の効果を得ることが議員の使命」と訴え、「議員自らにとって厳しい行政・議会改革を一番最初に進める必要がある」と語った。
一方で、「民意を反映できなくなる恐れがある」との反対意見もあった、
このほか9月定例会は、県広域水道企業団の設立に関する協議についてなど計11議案を可決、2023年度一般会計決算案など9件を認定し閉会した。