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過去からの前進 次節へ大きな希望 - 奈良クラブ

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前後半を通じ、何度も富山ゴールに詰め寄った国武=8日、ロートフィールド奈良

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中田新体制の指針に躍動

 中田一三新監督が就任し、新体制となった奈良クラブは第27節、ホームのロートフィールド奈良で多数のサポーターが見守る中、現在リーグ3位と好調のカターレ富山を相手に互角以上の好ゲームを展開した。惜しくもスコアレスドローとなったものの、連敗を4でストップし、第15節のFC大阪戦以来となる失点0と、次節以降に向け大きな希望を抱かせるに足る試合を披露してみせた。

 

 4日の就任から4日後という今節までのわずかな時間の中で、中田監督が最優先で着手したのは守備の改善。ダリオ・ロドリゲス・マンチャ新ヘッドコーチとも見解が一致し、守備を1枚増やすことで背後を取られるリスクを減らした。ただ、それによって後ろが重くなるのではなく、ゴール前を守るというよりも中盤でどんどんボールにアタックできる守備を選手たちに提示。「それがどれだけできるか分からない状態で臨んだが、選手たちはしっかり表現してくれた」と中田監督。理想とする形はあるが、まだそこまでは時間がかかるとし、「0―0という結果は過去からの前進としては良かったと思うが、目指しているところからすると、ベーシックに戦う気持ちは最低限あるが、勝ちに持っていけるクオリティーは今節はなかったということ。早々にやらないといけない。選手たちにはトライできるポテンシャルは十分にあると感じている」と評価した。また試合に臨む前、選手たちに「今プロサッカー選手としてやっている幸せを感じよう。もう一度、勝利への貪欲さや感情、求める未来を、プレーに対して爆発させてほしい」と伝えたという。「トライしてのポジティブなミスはフォローしていけばいい。希望・理想に向けてアクションしよう」という示された指針は、今節での選手たちの躍動につながっていたように思う。

 

 守備の要として活躍する鈴木大誠は「自分が監督の言葉で一番大事にしようと思ったのが『変わるんだという姿勢をピッチで表現する』という部分。それをプレーで表現し、味方とつながりながらプレーすることで、見に来てくださる皆さんに自分たちの強い意志が伝わるようなゲームにしようと思った」と今節を振り返る。また次節以降に向けて「自分たちにとってもチャレンジする心が湧いてきている。ここからいろいろと新しいものを積み上げていくという過程をしっかり楽しみたい。それを何よりも結果につなげるということを、常に意識してやっていきたい」と力強く話した。

 

 次節は14日、長野県の長野Uスタジアムで、AC長野パルセイロと対戦する。(岩本)

 

 

 

【次節】

AC長野パルセイロ 

◆第28節◆

9月14日19時

長野Uスタジアム

 

カターレ富山戦に臨む奈良クラブイレブン=同(C)NARA CLUB

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