男子プロバスケットボールBリーグの2024―25シーズン開幕を前に、同リーグ2部(B2)に所属し奈良県に拠点を置くバンビシャス奈良の加藤真治代表らが10日、県庁を訪れ、山下真知事に新シーズンの健闘を誓った。

　加藤代表のほか、昨シーズンに続きチームを指揮する小野秀二ヘッドコーチ(HC)とキャプテンの林瑛司、本多純平の2選手が参加。

　加藤代表は「チームとして過去最高戦績を残した昨シーズンの選手たちの多くと小野HCが残ってくれた。HCの目指すバスケットを積み重ねていけるシーズンになる」と意気込みを話した。

　「昨シーズン初めて観戦したが迫力がすごかった」と感想を話した山下知事は「県民の期待も高い。前年以上の活躍を期待する」と激励した。

　パリ五輪での日本代表の話題になり、代表チームのコーチ経験もある小野HCは「(身長が)170あるかないかの選手が日本人独特のクイックネス、かつ頭を使ったプレーであそこまで戦ってくれた。われわれにとっても励みになる」と話した。

　バンビシャス奈良のシーズン開幕戦は10月5、6の両日、ホームのロートアリーナ奈良で青森ワッツと2連戦。今月14、15日には同アリーナでプレシーズンゲームを行う。