練習見学、クイズ大会も 全国各地から32人参加 - 天理市スポーツツーリズム「天理大学男子バレーボール部ファンミーティング」
天理市スポーツツーリズム「天理大学男子バレーボール部ファンミーティング」が8月24日に同大学体育館で行われた。全国各地から32人のファンが参加し、練習や紅白戦の見学、選手と一緒に円陣パス、サイン入りボールを懸けたクイズ大会などで、選手らとの交流を楽しんだ。
同部は今年4~5月の関西大学バレーボール連盟男子春季リーグ戦の男子1部リーグを無敗で制し、2年ぶり8回目の頂点に立った。さらに7月に広島県で行われた第50回西日本バレーボール大学男子選手権大会で35年ぶり4回目の栄冠を勝ち取るなど、快進撃を続けている。
天理市では市のスポーツ資源と豊かな自然や文化資源を掛け合わせたスポーツツーリズムを行っており、これまでもJTBと連係し、柔道をはじめさまざまな企画を実施。バレーボールは同部の活躍を受けて今回が初開催だったが、インスタグラム限定で参加者を募集したところ、わずか20分で定員が埋まったという。
大阪府から参加した山口芽依さん(20)は「普段は推し選手ばかり見ているが、他の選手とも交流できて楽しかった」と笑顔。「もっとこういう機会があれば、ぜひ参加したいという人は多いと思う」と感想を話した。同部の折坂俊輔選手(4年)は「初めての試みだったが、遠方からもたくさんの人に来てもらい、喜んでもらえて良かった。自分たちにとっても普段の声援にプラスアルファの力をもらえた。今後もこういう機会をいただければ」と感謝を述べた。
サインボールを懸けたクイズ大会=同
車座になっての交流タイムで、さまざまな質問が飛び交う=同
ハイタッチで参加者を見送る選手ら=同
2024年9月7日付・奈良新聞に掲載