高大連携 奈良県初の「探究科」単科高校 奈良県立大学附属高校(奈良市六条西) - 高校体験入学 オープンスクール情報(10月19日・20日開催)
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奈良県立大学附属高校(奈良市六条西)
「課題探究型」の学び中心 アカデミックスキルを身につける
2022(令和4)年4月に開校した、奈良県内初となる探究科の単科高校。生徒の主体性と創造性を最大限に尊重するとともに、奈良県立大学との高度な連携による課題探究型の学びを基軸に据える。常に生徒が学びの主体となり、獲得した能力を社会に還元することを念頭に設計しており、生涯に亘って学び続ける姿勢の確立や、新たな時代を切り拓くリーダーの育成に努めている。
生徒綱領「自立、貢献、挑戦」を基本理念に、「自分で考え、動く力」を身に付けることを目指しており、課題探究型の学び(PBL)を学びの中心に据えて、一人ひとりの力を総合的に高める教育を実践する。身の回りから見付ける疑問や関心を出発点に、課題を発見・設定し、調査・研究を行う。研究は周囲と連携して進め、発表の形で共有している。
1年生では毎週3時間かけて、研究の「やり方」を学習。全員で共通してアカデミックスキルを身に付けるため、大学図書館の使い方・情報端末の使い方・統計の見方使い方・テーマの探し方・研究の進め方などを系統立てて身につける。2年生になると生徒同士で研究チームを組むことにより、研究をより進化させる。2~3の研究グループごとに担当教員が1人つきしっかりとサポートしている。
奈良県立大学の協力により、各クラスには大学教員がついて研究への指導助言を行うほか、図書館をはじめとした大学の施設で研究を進めることができるなど、大学との高度な連携があることが特色である。3年生では県立大学講義科目の履修や県立大学への特別推薦制度(上限50名)などが設けられている。
教科学習では、反転学習を前提とする「アクティブ・ラーニング型授業」の全教科での導入、一人一台の情報端末をフル活用する「ICT活用教育」など時代に即した教育に取り組む。情報リテラシーについて学ぶ時間も設定されている。
ライフキャリアを構築する力を養うために「ENAGEED教材」を導入、デジタルテキスト・動画のみならずグループワーク・起業家講演などにも活用しており、将来について考える機会にも恵まれている。また奈良県キャリアサポートセンターのインターンシップ受入事業や、学校独自で生徒が職業について学ぶ機会を設定している。
学校行事においては、2年生の研修旅行を探究活動における1つの到達点と考えている。企画から実施まで生徒たちが主体的に関わり、アカデミックスキルを研修旅行という共通のフィールドでどれだけ実体験的な活動にできるのかを考え、高校から大学、社会へつながる活動の柱とすることを目的に掲げている。
部活動は、学習を主とする学校の方針の下、平日は2時間以内、休日は3時間以内、また週当たり平日3日、休日1日以内という規準で行う方針となっている。この方針のもと、生徒自身が活動計画を提出、新たに部活動を「創部」した。専門的な技術指導を行う部活動指導員を配置している。
今年度のオープンスクール(学校体験会)は
①10月19日
②10月20日 ※①②ともに申し込み期間は9月30日16:00~10月4日17:00
を予定している。
[奈良県立大学附属高校]
奈良市六条西三丁目24番1号
近鉄橿原線 西ノ京駅から徒歩約25分
近鉄橿原線 西ノ京駅から奈良県総合医療センター行きバス乗車→「六条西町」下車 徒歩約5分
近鉄奈良線 学園前駅から六条西三丁目行きバス乗車→「六条西三丁目」下車 徒歩すぐ