教育

地域と共に 自主・自立の勉学姿勢育む 奈良県立生駒高校(生駒市) - 高校体験入学 オープンスクール情報(10月19日開催)

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グラウンドの風景(奈良県立生駒高校提供)

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奈良県立生駒高校(生駒市)

進路選択は生徒が主体 文武両道の部活動も活発

 1963(昭和38)年4月に開校した普通科高校で、令和4年に「未来へつなごう 輝く60年の思い」をテーマに創立60周年を迎えた。卒業生は2万人を超える。グランドデザインとして「生駒プレミアムな生徒の育成」を掲げる。具体的には、「自ら考え行動する生徒」「豊かな人間性を身につけ温もりのあふれる生徒」のことを指し、「知・徳・体」をバランスよく高める教育活動を展開する。「夢を現実(かたち)に」を合言葉に、生徒の自己実現を教職員が一丸となって支援し、文武両道を実現している。自ら学び、自ら考える力や時間を管理する力を身につけるために、「いまみらい手帳(高校生用手帳)」の活用や「ノーチャイムデー」にも取り組む。

 

 1年次は共通履修で、2年次からそれぞれの進路希望により「理型」「文型」に分かれる。「理型」は理系の4年制大学への進学を目指し、「文型」は文科系の4年制大学・短期大学・看護および医療系の専門学校への進学を想定している。「理型」は3年次も継続履修だが、「文型」はさらに[文Ⅰ型][文Ⅱ型]に分かれる。

 

 [文Ⅰ型]は国語・英語の時間数が多く、私立大学の文科系、体育系、幼児教育系等に対応する。選択科目次第で国公立大学の文科系学部等も受験可能となる。

 

 [文Ⅱ型]は各教科をバランス良く履修でき、文科系の国公立大学にも対応する。

 

 毎週の英語速読テストや模擬テスト・総合学力テストの事前・事後の学習を充実させるなど、学習習慣の定着に力を入れている。職員室前の学習スペース「Let‘s Study ミライコマ」や進路自習室で自己学習する生徒が多く、それぞれ熱心に取り組んでいる。また情報収集のための進路資料室など、主体的に情報を集めて分析するという姿勢を大切にしている。

 

 地域と交流し愛着を持つ生徒を育てるために、挨拶の励行や通学路清掃などを通じてマナーも丁寧に指導している。近隣の社会福祉施設や幼稚園等との交流など、地域活動や社会活動に積極的に参加する「地域と共にある学校づくり」を推進。「総合的な探究の時間」「奈良TIME」の時間では、奈良県や生駒市の歴史・文化や伝統について学んでいる。

 

 学校行事も盛んで、球技大会・樫葉祭(文化祭)・体育大会だけでなく、文化鑑賞会・人権講演会・生駒フィールドワーク・校外学習など学びの機会に恵まれている。

 

 部活動の加入率が高いことも特色である。令和6年度のインターハイには空手道部・サッカー部・卓球部が出場し、全国高等学校総合文化祭にはコーラス部・放送部が出場したほか、吹奏楽部が関西吹奏楽コンクール出場を果たした。野球・バスケットボール・陸上競技・ハンドボール・ソフトテニス・テニス・水泳・剣道・演劇など、近畿大会で実績を残している部も多い。

 

今年度のオープンスクールは10月19日(申し込み期間は9月30日~10月9日)を予定している。

※9:00~10:15   奈良市と生駒郡の中学校が対象

 11:00~12:15 上記以外の中学校が対象

 

[奈良県立生駒高校]

奈良県生駒市壱分町532-1

TEL:0743-77-8084

近鉄生駒線 一分駅から徒歩約10分

https://www.e-net.nara.jp/hs/ikoma/

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