「かわまちづくり」制度、奈良県五條市の計画を登録 二見地区の吉野川右岸に広場や桜並木整備
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河川管理者と自治体、地域が一体で推進する河川環境整備を国土交通省が支援する「かわまちづくり」制度に奈良県五條市の「二見地区かわまちづくり計画」が登録され、29日、同市役所で登録証の伝達式があった。二見地区の吉野川右岸約1.1キロで、来年度から約5年間をめどに通路や広場、桜並木、親水スペース等を国と市が整備する。
かわまちづくり支援制度は国交省が2009年に創設し、近畿地方整備局管内は今年8月の登録追加で34件になった。県内は大和郡山市の佐保川(完了)▷奈良市の佐保川・秋篠川(完了)▷三郷町の大和川(事業中)―に続く4件目。
五條市は昨年、国交省和歌山河川国道事務所、二見地区自治連合会、市漁業協同組合、民間事業者で構成する協議会をつくり、同計画を策定。今年6月に申請し、登録された。
新町地区と二見地区を結び、誰でも利用できる河川管理通路(約600メートル)を建設▷市立老人ホーム花咲寮下流の市有地(約7千平方メートル)を防災やイベント利用できる広場に整備する計画―。
この計画区間より上流は、すでに市が親水空間「水辺の楽校」として整備済み。二見地区が整備されると、吉野川右岸で回遊できる区域は約3キロに延び、市民が誇る川沿いのまちの景観がより多彩に楽しめるという。
伝達式では近畿地方整備局河川部の谷口昭一河川調査官が平岡清司市長に登録証を手渡し、小林侑・和歌山河川国道事務所長が計画の概要を説明。平岡市長は「私たちが大好きな吉野川の新たな魅力をより多くの人に知っていただけるのが楽しみです」と水防とまちづくりの連携を喜んだ。