地域別男女の格差

教育

小規模校ならではの勤労体験学習 山添村立奈良県立山辺高校山添分校 - 高校体験入学 オープンスクール情報(8月22日開催)

関連ワード:

農業実習(山添村立奈良県立山辺高校山添分校提供)

別の写真を見る

山添村立奈良県立山辺高校山添分校

農業・家政科通じて 地域社会の担い手に

 本州唯一の村立高校で、昼間定時制(4年制)の農業科・家政科高校である。前身は波多野高等公民学校にはじまり、1948(昭和23)年12月1日山辺高等学校波多野分校として認可され、1949(昭和24)年2月1日開校、1956(昭和31)年9月30日山添村の誕生とともに校名も山辺高校山添分校と改められた。

 

 一学年で農業科・家政科合わせて定員30名、全校生徒が32名の小規模な学校で、勤労体験学習を通じて、自己の向上を図りながら地域社会の担い手となる人づくりをする。本年度より、1年生の「総合的な探究の時間」でオーガニック農法について学ぶ授業を取り入れている。

 

[農業科]

 教科内実習を重視し、播種から収穫まで一貫性をもたせた学習を観察・管理作業を通じて行う。学習効果を高めるとともに成就感・達成感を会得させ、それによって自信をもたせて学習意欲を高める。地域農業の実態を踏まえ、一貫した内容をプロジェクト学習法によって継続的に取り扱い、農業に関する基礎的な知識と技術を習得する。学習の過程を通じて課題解決の能力や自己学習力を育てる。特に施設園芸(草花・野菜)栽培に重点を置き、幅広い知識・技術を備えた心豊かな社会人を目指す。県外でも畑作実習を実施し、各種職業資格の取得指導を行うとともに、近代的農業自営者の養成や関連産業技術者の具現化を図る。

 

[家政科]

 家庭基礎を基礎として、衣・食・住・家庭経営・保育に関する知識や技術を体験的に学習し、家庭生活の充実・向上をはかる能力と実践力を養う。家庭を取り巻く環境の変化に対応し、消費者としての役割・高齢者の生活・健康と食生活などに関する内容を重視する。地域との連携をはかりながら、より体験的に学習し、創造性や問題解決能力を育て、よき家庭人としての生き方を学ばせる。被服・食物の技術検定、茶華道の課外学習、県外実習での家庭経営学習を通じて、より確かな知識・技術の習得をはかり、職業人としての専門性を高める。

 

 部活動では、運動部では陸上部・バトミントン部、文化部では染織部・狂言部が活動中。

 

 今年度のオープンスクールは8月22日(申し込み期間は8月5日~16日)を予定している。

 

 

 

[山添村立奈良県立山辺高等学校山添分校]

山辺郡山添村大西46-1

TEL:0743-85-0214

【伊賀方面から】

伊賀方面コミュニティバス「上野市駅」乗車→「大西」下車 徒歩約3分

【名張方面から】

東豊地域コミュニティバス 大西名張線「名張駅東口」乗車→「大西」下車 徒歩約3分

【奈良方面から】(入学後山添分校の生徒は利用できます。)

奈良方面村民送迎バス「JR奈良駅」「近鉄奈良駅」乗車→「山添村役場」下車 徒歩約3分

http://yamabun.blogdehp.ne.jp/

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良県の名産・特産品・ご当地グルメのお取り寄せ・通販・贈答は47CLUB
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド