政治

奈良県宇陀市の農業委員が不在状態 全国初の事例に 

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中立委員任命巡り市と市議会の議論平行線

 

 奈良県宇陀市の農業委員がきょう20日から、不在状態になることが分かった。同市議会が6月定例会で中立委員1人の任命に同意せず、法的に残りの委員(11人)を含め市長が任命できない状況が続くためで、今月8日の全員協議会でも市側と議員の議論は平行線をたどった。市農業委員会事務局によると、前委員の任期は19日までで、農業委員不在の空白期間が生じることは全国初の事例になるという。このままでは来月10日に予定する農業委員会を開くことができず、市農政などへの影響も懸念される。事態の早急な改善が求められる。

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