地元農家・農業法人と連携 プロファーマーを目指す 五條市立西吉野農業高校 - 高校体験入学 オープンスクール情報(8月24日・11月16日開催)

五條市立西吉野農業高校
徹底した実学重視 卒業後のサポートも充実
『昼間定時制』の高校で修業年限は4年。全日制課程より1年長い修業年限を生かし、「五條市立西吉野農業高等学校を支援する会」[以下、支援する会](地元農家や農業法人などで組織)の協力のもと、時間をかけて本格的な農業を学び、「未来の農業の担い手」であるプロファーマーの育成を目指している。
2021(令和3)年、「五條市立奈良県立五條高等学校賀名生分校」から、新たに 「五條市立西吉野農業高等学校」として開校した。校訓「不撓不屈」を制定し、「土に学び土で育つ」をスローガンに「高い志をもち、広く社会や地域に貢献する自立した人材を育成する」ことを目指し、農業の専門教育を展開する。全国各地から生徒が集まり、全校生徒の約8割が寄宿舎で生活しながら学んでいる。
教育内容の特色は、地元密着の、実学を重視した教育である。特に専門教科(農業)の学習は、実習を中心に進め、学校での実習はもとより、プロの圃場で学ぶ授業がたくさんある。
「支援する会」の協力のもと、2・3年次の総合実習では週に1日、プロから直接農業技術を学ぶ。また、4年次では、2・3年次の学びを生かして、週に平日2日、「支援する会」のもとで就労体験活動(有給の学校外での学修)に取り組むなど、より高い農業技術を習得するという、他校にはないスタイルの授業及び活動を行っている。経済的負担にも配慮しており、寮費も安く抑えられ、バス定期券代の補助もある。
卒業就農者への支援が充実しているのも魅力である。卒業後は、農業法人などへの就職を第一の目標にしているが、その後の努力次第で独立できるよう、市や農業団体等が連携して支援している。五條市内就農者に対しては、「五條市立西吉野農業高等学校卒業就農支度金」や「同住宅家賃補助金」が支給される。
今年度のオープンスクールは、
①8月24日(申し込み締切は8月14日)
②11月16日(申し込み期間は10月7日~11月6日)を予定している。
※11月16日は、県外からの受験に関する出願手続き説明会もあわせて実施する。
[五條市立西吉野農業高校]
五條市西吉野町江出174番地の1
TEL 0747-32-0009
JR和歌山線 五条駅下車→奈良交通バス(新宮、十津川温泉、城戸方面)「西吉野農業高校」下車すぐ