【解説】活性化へ成果着々 町民の関わりが今後の鍵に 奈良県三宅町長選

森田氏は大差をつけて当選したものの、投票率は52.93%と前回町長選(66.8%)より13ポイント以上低下。得票も三つどもえの戦いとなった前回(2410票)に及ばなかった。町政に対する関心の低下を表しているともいえる。
森田氏は昨年度、地域課題の解決につながる起業や新規事業「ローカルスタートアップ」に県内自治体で初めて取り組み、2人の創業が実現。関係人口の増加など町の活性化につながる成果を挙げている。
一方、町議会は6月定例会で、ローカルスタートアップの活動内容や成果の「見える化」を求める付帯決議を可決。町民への浸透不足が浮き彫りになった。
「小さな町」の顔の見える町民との距離感をアピールする森田氏。3期目では農業分野などの担い手育成に向けたビジネスにも意欲を示す。先進的な取り組みにも多くの町民が関わることに期待したい。(岡崎雅樹)