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奈良県天理市の森琥太郎くん・颯司郎くん「ポケモン」カードゲーム部門世界大会へ 「兄弟で勝ち進みたい」

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「ポケモン」カードゲーム世界一に挑む(前列右から)双子の兄弟の森琥太郎くん、颯司郎くんと三男の慶三郎くん(後列)=4日、天理市川原城町の駅前広場コフフン 

 ハワイのホノルルで8月16日から開催される人気ゲーム「ポケットモンスター」の世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス(PWCS)2024」のカードゲーム部門(ジュニア)に、2年連続で奈良県天理市立前栽小学校4年の森琥太郎くん(9)が出場を決めた。今年は双子の弟・颯司郎くん(9)も出場権を獲得し、兄弟で世界へと挑む。

 

 同大会は「ポケモン」のゲームやカードゲームの世界一を決める公式大会で、2009年に始まった。今年は同部門に日本から約60人が出場、県内からは森兄弟の2人のみが出場する。

 

 競技の勝敗は、制限時間50分間内に3ゲームを戦い、先に2勝した方が勝ちとなる。強いカードを自分の手元に引き寄せる運の要素に加え、ゲーム展開を読む力や判断力が勝敗を左右する。

 

 2日間の予選のあと3日目の最終日に決勝戦が行われる。琥太郎くんは昨年の横浜大会で、連勝スタートを決めるも、惜しくも初日で敗退。琥太郎くんは「去年悔しい思いをしたので、今年は予選の2日目に進むのがまず目標」と意気込む。

 

 颯司郎くんは「大会まで頑張って毎日練習し、作戦を立てて兄弟で勝ち進みたい」と意欲を見せている。

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