「つるつるしておいしい」 奈良・桜井市で三輪素麺の給食

そうめんの日(7月7日)を前に、奈良県桜井市立の4保育所で3日、地元特産品の三輪素麺(そうめん)が給食に登場し、子どもたちがおいしそうに頬張った。
同市では、三輪素麺の普及促進を目指す条例が2017年に施行。県三輪素麺工業協同組合(同市)が毎年、保育所にそうめんを無償提供している。今年は4保育所の給食として約600人分が調理された。
同市外山の市立第2保育所(吉田康与所長)では、年長児約40人が遊戯室に集まり、ちらし寿司(すし)やスイカとともに冷やしそうめんを味わった。
里村美采さん(5)は「つるつるしておいしい。家でもよく食べるけど、みんなと食べるともっとおいしかった」と話した。