社会
安楽寺で沙羅の花咲く - 奈良県御所市
聖徳太子ゆかりの奈良県御所市稲宿の「安楽寺」で、沙羅(ナツツバキ)の花が咲いている。7月上旬ごろまで見られそう。
同寺では1983(昭和58)年ごろに沙羅の木を植え、現在、本堂横の斜面などに100本ほどある。蓮谷真範住職によると、今年は今月7日ごろに咲き始め、例年より少し遅めという。
白い可憐(かれん)な花が境内を彩り、参拝者を楽しませている。沙羅の花は咲いたら1日で散ってしまうという。
「花が散った後に残る実の形が擬宝珠(ぎぼし)の形に似ているなど、仏教とも縁が深い花」と蓮谷住職。20日前後が見ごろという。