社会

SFTS、奈良県内で初の感染者 県はマダニに注意呼びかけ

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 奈良県疾病対策課は14日、主にウイルスを保有するマダニにかまれることで感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、吉野保健所管内に住む80歳代の女性が感染したと発表した。2013年1月に国内で初めて感染が確認され、西日本を中心に年60~100人程度の患者が報告されているが、県内では初めて。

 

 女性は4日に悪寒や吐き気があり、医療機関を受診。その後、症状が悪化し、救急搬送され、県保健研究センターのPCR検査でSFTSの陽性が確認された。

 

 女性にマダニの刺し口は確認されていないが、大半はSFTSウイルスを保有するマダニにかまれることで感染することから、同課は「マダニが生息する草むらややぶなどに入る場合は長袖、長ズボンなど肌の露出を少なくし、かまれないように気を付けてほしい」と注意を呼びかけている。

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