社会
20年ぶりの「キノコの女王」 奈良市の民家でキヌガサタケ確認
奈良市狭川東町の民家の敷地内で、「キノコの女王」とも呼ばれる珍しいキノコ「キヌガサタケ」が発見された。この家に住む西井孝範さん(68)によると、敷地内で見つかるのは約20年ぶりという。
キヌガサタケはスッポンタケ科に属し、白いドレスのようなレース状の「菌網(きんもう)」が特徴。西井さんが5月31日に自宅の敷地内に4本ほど生えているのを確認した。高さは15~20センチほどで、数日で枯れてしまったという。
西井さんは「20年ほど前に発見して以来、毎年探していた。また見つかってうれしい」と話していた。