社会
奈良県で手足口病が流行警報レベルに 2019年6月以来5年ぶり
奈良県は30日、20~26日までの1週間の小児科定点医療機関(34機関)あたりの手足口病の患者報告数が「6.09」となり、流行警報レベル開始基準値である「5」を超えたと発表した。基準値を超えたのは2019年6月以来、約5年ぶり。
手足口病は口の中や手足に水疱性の発疹の出るウイルス性の感染症で、4歳くらいまでの幼児を中心に夏場に流行する。手足口病に有効なワクチンや特効薬はなく、県疾病対策課は手洗いの励行など感染予防を呼び掛けている。