10月に奈良県で開催の全国大会成功を祈願 奈良県葬祭業協同組合が和歌山県の高野山で研修会
奈良県葬祭業協同組合(鈴木勝士理事長)は9日、和歌山県高野町の高野山で研修会を開催、約40人が参加した。
日本仏教の聖地、髙野山で日本の儀礼文化や歴史について理解を深めようと開催。高野山霊宝館では同館の鳥羽正剛学芸員が展示を説明。「開創以来、自然災害や明治の廃仏毀釈(きしゃく)の被害もあったが、寺内の文化財は今も膨大な量を誇り、宗教芸術の殿堂。ユネスコの世界文化遺産にも登録され、国境を越えて注目を集めている」と紹介した。
その後、参加者は泉徳寺(大淀町)の杉藤良雅住職の案内で、奥之院を参拝、10月に県内で開催される全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の第68回全国大会の成功を祈願した。
鈴木理事長は「高野山は仏教の聖地。全国大会に向けて結束を図ることができた」と話した。