国原譜

きょうから新年度。新たな環境になった人…

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 きょうから新年度。新たな環境になった人、そうでない人も、いつもと違う心持ちで変わり目の朝を迎えたのでは。

 

 入社式も各地で行われ、新入社員が社会人として第一歩を踏み出す。近年の県内の式典では、新入社員への式辞、祝辞で「失敗を恐れずにチャレンジを」との言葉をよく聞く。

 

 人の健康にかかわることなど、失敗してもらってはちょっと困る職種もある。とはいえ明確なビジョンを持って取り組むときは、萎縮せず、大胆な意思を持つのも大事だろう。

 

 新人に限らず、少し仕事に慣れてきた人にも節目に届く言葉がないかと探してみると、小佐田定雄さんの「落語大阪弁講座」(平凡社)の中に引っかかるものがあった。「あとのけんかを先にする」と「米の飯がてっぺんへのぼる」だ。

 

 前者は後のもめごとを避けるため、言いにくいことは先に言っておくこと。後者は食べ慣れない高級品を口にすると自分が偉くなったと勘違いする者へ、慢心の戒めに使われる。

 

 昔の商人はベテランにも響く、うまい言い回しを残す。さて今年の年度替わり、どんな言葉が聞けるだろう。(智)

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