社会
「研究のハブに」ノーベル賞受賞の大隅さんが講演 奈良県立医大「オートファジー・抗老化研究センター」設立シンポ

健康長寿の鍵を握るオートファジーへの理解深める
奈良県立医科大学(橿原市四条町)の「オートファジー・抗老化研究センター」設立を記念したキックオフシンポジウム「ヒトはなぜ老いるのか~ 健康長寿の鍵を握るオートファジーとは」(同大学主催、文部科学省・県後援)が16日、奈良市三条大路1丁目の県コンベンションセンター天平ホールで開かれた。大学や企業の研究者、一般市民ら約200人が参加。オートファジーに関するメカニズム解明への寄与で、2016年にノーベル生理学・医学賞を単独受賞した大隅良典・東京工業大学細胞制御工学研究センター栄誉教授の基調講演などを通じて理解を深めた。