現職10人、新人4人が当選 - 奈良県広陵町議選
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投票率46.55% 前回より上昇
任期満了に伴う奈良県広陵町議会議員選挙は7日、投開票され、現職10人と新人4人が当選した。当日有権者数は2万8467人(男1万3447人、女1万5020人)。投票率は46.55%で、過去最低だった前回の44.50%から上昇した。
当選者の党派別は、無所属9▷公明2▷共産2▷維新1。平均年齢は62.5歳。女性議員は14人中4人となり前回より1人増えた。
開票は7日午後9時から同町笠の町中央体育館で行われ、同11時25分ごろに確定票が発表された。
開票結果が掲示されると、陣営関係者はスマートフォンで撮影したり、事務所と連絡を取ったりしていた。
「初心忘れず町づくりを」 当選証書付与式
翌8日には、広陵町南郷の町役場で当選証書付与式が行われ、竹井宗男・町選挙管理委員長(74)が当選した14人に当選証書を手渡した。竹井委員長は「初心を忘れず公約の実現のため活発な議論を行い、住んでよかったと思ってもらえる町づくりを進めてほしい」と呼びかけた。
前回に続きトップ当選した現職の千北慎也氏(30)は「真摯(しんし)にひたむきに取り組んでいきたい」と思いを新たにしていた。