政治
奈良市新クリーンセンター「基本計画案」公表へ 七条地区前提、議会と対立激化懸念
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奈良市の仲川元庸市長は27日、今月末までにまとめるとしていた新ごみ処理施設(クリーンセンター)の「基本計画(案)」を完成させると同時に、市民に対しパブリックコメントとして公表する考えを示した。計画案は市が最終候補地とする「七条地区」での建設が前提。市議会は26日に閉会した3月定例会で、同地区で事業を進めるのは「早計」として、建設関連予算約1億8千万円を全額削除する修正案を可決している。クリーンセンター建設計画を巡って仲川市長と市議会の対立がさらに激化する可能性がある。