「さらに上へ」 地元出身3選手が奈良市長表敬 - 奈良クラブ

昨年、サッカーJ3リーグに昇格し、初年度から20チーム中5位と好成績を残した奈良クラブの鈴木大誠選手、田村亮介選手、下川陽太選手が15日、奈良市二条大路南の奈良市役所を訪れし、仲川元庸市長に今季の抱負を語った。
生駒市出身で2年目の鈴木選手は「昨年、アウェーでの成績はリーグ1位だったが、ホームでは良くなかったので、ファンの皆さんに申し訳ない思いがある。今季はホームで勝つことが第一の目標。それがフリアン監督の思いでもある」と決意を表した。
今季から新加入で奈良市出身の田村選手は「14年ぶりに帰ってきました。地元にJリーグチームができ、そこでプレーできるのが本当にうれしい。奈良を盛り上げ、貢献できるよう頑張りたい」と抱負。
同じく新加入で、生駒市で育ったという下川選手は「田村選手と同じく中学以来の奈良で、地元でプレーできる喜びをかみしめながらピッチに立ちたい。そこで結果を残し、このチームでさらに上に行きたい」と意気込んだ。
仲川市長は「主力選手のうち3人も地元出身というのはすごい。帰って来られるJのチームがあってこそのこと。中学高校で県外に行く人も多いが、こうしてサッカーが地元回帰の一つのきっかけや、奈良に留まる理由や目的、意欲にもなれば」と期待した。