災害時施設使用で協定 安堵町と奈良中央ファシリティ特定目的会社
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奈良県安堵町と奈良中央ファシリティ特定目的会社は5日、災害時における緊急避難所の施設使用に関して協定を締結した。
一時避難所として提供する施設は、同社の資産管理受託者「クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント」(東京都、田中義幸社長)が管理する同町岡崎の延床面積約12万4874平方メートルの大型物流施設LF奈良。
町では現在、災害時の緊急避難場所や物資の供給場所など約40カ所を確保しているが、同施設は町民らが避難する大規模避難所として今後の活用が期待される。
西本安博町長は「県の水流が集まる地域でこれまでも水害に悩まされてきた。一時避難所の確保は重要であり、心強い」と感謝した。 同社の田中義幸社長は「地域に愛される物流施設として、町民の皆さまの安全に貢献できれば」と語った。