奈良の県立図書情報館でNIEパネル展 児童ら作成の壁新聞展示
新聞を活用した教育に取り組む奈良県NIE推進協議会の実践校の活動を紹介するパネル展が、奈良市大安寺西1丁目の県立図書情報館エントランスホールで始まった。28日まで。
実践校に指定されている十津川第二小学校(十津川村)▷五條南小学校(五條市)▷五條小学校(同)▷朱雀小学校(奈良市)▷五條西中学校(五條市)▷香芝高校(香芝市)―の6校が壁新聞を作って展示。
五條小は、6年生がグループごとに地元の歴史と平和について調べた。「五條の歴史」「戦争中の人々のくらし新聞」などとして、五條の昔話や天誅組、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている新町通りなどを紹介した。
はがき大の新聞作りにチャレンジした五條南小は、児童が「家族新聞」「思い出新聞」などの題字を考え、見出しもつけて思い出を披露。
五條市出身で名張市在住の松元智恵子さん(64)は「仕事で県内を回り昼休みに訪れた。天誅組などしっかりと調べていると感心した」と話した。
展示は「第7回県NIE広報週間」の一環で、期間中の20日と28日午前10時〜午後3時、はがき新聞作りのワークショップも開かれる。参加無料、予約不要。