外遊びに役立てて 南都銀行、こだま保育園に木製テーブルなど寄贈 ココピタスマイルから私募債受託で
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南都銀行は19日、奈良市朱雀1のココピタスマイル(杉本裕宣代表)から「〈ナント〉SDGs私募債」を受託したことを受け、同市あやめ池北2のこだま保育園(国原智恵園長)に、木製のテーブルとベンチ椅子2脚を寄贈した。
同私募債は、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の趣旨に賛同する企業が私募債を発行した際に、同行が受領する社債発行手数料の一部から寄付や寄贈を行う。杉本代表の子どもが同園に通っている縁から寄贈が決まった。寄贈されたテーブルとベンチ椅子は園庭に設置し、園児の外遊びに使用する。
この日、同園で贈呈式があり、杉本代表と同行の曽根宏之・東奈良エリア統括長が出席。子どもたちの前で目録が手渡され、テーブルと椅子が開封されると、子どもたちから歓声が上がった。
杉本代表は「皆さんの笑顔が見たくて考えた。仲良く使ってくれたらうれしい」とあいさつ。国原園長は「素敵なプレゼント。大切に使わせていただく」と感謝した。