経済
情操教育に活用を - 南都銀が奈良少年院に本を寄贈
南都銀行の役職員でつくる同行「小さな親切」の会(代表・角谷晴行同行執行役員人事総務部長)は21日、会員から募ったビジネス関係や小説などの書籍300冊をクリスマスプレゼントとして奈良少年院(奈良市秋篠町、東別府修二院長)に寄贈した。
少年の情操教育に活用してもらおうと、1987年12月から実施。奈良少年刑務所の閉鎖に伴い、2016年からは奈良少年院に寄贈している。今回の300冊を含め累計贈呈数は5万8850冊となる。
この日、同少年院で贈呈式が開かれ、角谷代表が「読書の習慣づけと情操教育に活用してほしい」とあいさつ。東別府院長は「自己啓発の一環として役立てていく」と感謝した。