奈良県の五條市役所を飾る美しい葉ボタン、丹精込めて育てたのは地元の西吉野農業高校生徒ら
奈良県五條市立西吉野農業高校(田中隆人校長、62人)の生徒が育てた葉ボタンが13日、同市岡口1丁目の市役所に飾られた。同校は市役所のほか、市内のこども園や小・中学校にも配った。
毎年10品種計約4千株を栽培し、種をまく時期や薬剤を使った生育管理など、品質を高める栽培技術を研究している。今年は大神神社(桜井市)の第52回農林産物品評会で入賞した。
課題研究に取り組んでいる4年竹地秀仁さん(19)は「大きさや葉の形などさまざまな品種があるので、楽しんでもらえたら」と話した。
例年市内のイベントでも販売し、人気だという。