酒蔵巡りで旅客誘致 近鉄と京阪 沿線でスタンプラリー
京阪電気鉄道(大阪市)と近畿日本鉄道(同)は10月から、「京阪電車×近鉄電車で行く 酒蔵めぐりスタンプラリー2023」を実施している。京阪・近鉄沿線の41酒蔵が参加。期間中に参加酒蔵で日本酒などを購入し、スタンプを集めて応募すると、抽選でプレゼントが当たる。来年3月31日まで。
同イベントは昨年から始まり、今回で2回目。京阪・近鉄沿線にある酒蔵の魅力をPRし、旅客誘致につなげようと実施している。
京阪電車各駅と近鉄電車主要駅で無料配布しているパンフレット(スタンプ台紙付き)に掲載の酒蔵・店舗で日本酒などを千円(税込み)以上購入すると、スタンプが1個もらえる。
スタンプのエリアや数に応じて、抽選で各賞をプレゼント。オリジナルデザインのトートバッグが当たる「京阪×近鉄賞」(50人)は、大阪・京都・奈良・滋賀エリアのうち、異なるエリアのスタンプ2個で応募できる。銘酒セットが当たる「酒蔵めぐり賞」(30人)は、参加酒蔵のうち、いずれかの酒蔵のスタンプ3個で応募できる。
奈良エリアでは、中谷酒造、梅乃宿酒造、河合酒造など19酒蔵が参加。
スタンプを集めた台紙(応募用紙)を切り取り、必要事項を記入の上、63円切手を貼って郵便ポストに投函する。応募締め切りは、来年4月15日(当日消印有効)。
両社は「新酒が並び始めるこの季節に、京阪沿線と近鉄沿線の酒蔵のある街並みを巡りながら日本酒を楽しんでほしい」としている。イベントの詳細は、京阪電気鉄道のホームページ(https://www.keihan.co.jp/traffic/event/sakagurameguri)を参照。