歴史文化
「考古学から見た道成寺」 院主が絵とき説法 - 帝塚山大シンポジウム

帝塚山大学考古学研究所・附属博物館共催のシンポジウム「考古学から見た道成寺」が16日、奈良市帝塚山7丁目の帝塚山大学東生駒キャンパスで開かれ、約70人が聴講した。安珍・清姫伝説で有名な和歌山県日高川町鐘巻の古刹・道成寺の小野俊成院主が、寺に伝わる「道成寺縁起」(室町時代、重要文化財)のレプリカを使った「絵とき説法」を行い、「釣り鐘のない寺」道成寺にまつわる悲恋のストーリーを、巧みな話術とユーモア溢れる語り口で伝えた。