地域別男女の格差

社会

古都奈良の冬を彩る光のイベント「なら瑠璃絵」新しいメイン会場の設営資金をCFで募る 10月31日まで

関連ワード:

奈良春日野国際フォーラムをメイン会場に開かれたしあわせ回廊なら瑠璃絵=2月、奈良市春日野町

別の写真を見る

 なら瑠璃絵(るりえ)実行委員会(桜井大輔会長)は5日、古都奈良の冬を彩る光のイベント「しあわせ回廊なら瑠璃絵」の新たなメイン会場を設営する資金をクラウドファンディング(CF)で募ると発表した。目標額は1500万円。10月31日まで募集する。目標額を達成できなかった場合は全額返金する。

 

 なら瑠璃絵は春日大社、興福寺、東大寺の3社寺を幻想的な光でつなぐイベントで、奈良商工会議所青年部など青年3団体でつくる実行委が2009年度に始めた。22年度は2月8〜14日に開催し、31万5000人が来場した。

 

 本年度も来年2月に開催を予定しているが、メイン会場の奈良春日野国際フォーラム(奈良市春日野町)が耐震改修工事で使用できないため、新たに春日大社万葉植物園を会場とすることを企画。新会場仕様のイルミネーション設備を調達するための費用をCFサービス「READYFOR(レディーフォー)」を通じて募集する。

 

 しあわせココアなどの記念品・体験付きは1万円から、不要の場合は5000円から寄付できる。

 

 同イベントは3社寺を「光の回廊でつなぐ」をコンセプトとしているが、資金不足で未完成の状態。桜井会長は「メイン会場を使えないという逆境をチャンスと捉え、新たな会場を設営し、奈良の観光の閑散期を盛り上げたい」と支援を呼び掛けた。

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良県の名産・特産品・ご当地グルメのお取り寄せ・通販・贈答は47CLUB
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド