全国金魚すくい選手権 いざ!大和郡山夏の陣
奈良の夏を盛り上げる第28回「全国金魚すくい選手権大会」(全国金魚すくい競技連盟、奈良県大和郡山市主催)が20日、大和郡山市矢田山町の金魚スクエア(市総合公園施設多目的体育館)で開かれ、出場者が熱戦を繰り広げた。一般の部では決勝で107匹をすくった大和郡山市の下牧竜大さんが優勝した。
大会は全国有数の金魚の産地、大和郡山市をPRしようと毎年開いている。
一般の部、小中学生の部、3人1組の団体戦の3部門があり、北海道から熊本まで全国各地から約1300人が出場。ポイと呼ばれるすくい網を使い、3分間ですくった金魚の数を競った。
北海道旭川市の「金魚の館」の仲間とともに出場した同道北広島市の会社員、大沢好未さん(22)は「金魚は生きているのでどう動くか分からない。そこをうまくコントロールできたときが楽しい。今日は絶好調なので上を目指して頑張りたい」と笑顔で話した。
大会結果は次の通り。
【一般の部】
(1)下牧竜大(大和郡山市)(2)大久保康宇(兵庫県)(3)秋津優美(大和郡山市)(4)小谷典子(同)(5)白石真輝(東京都)
【小中学生の部】
(1)下牧美結(大和郡山市)(2)伊藤翔音(平群町)(3)宮村春乃(千葉県)(4)河合佑紀(大阪府)(5)伊藤音羽(平群町)
【団体戦】
(1)チャンピオンズ(橿原市)(2)パンナコッタ(大和郡山市)(3)下町とっちん(大阪府)(4)飯降組(大阪府)(5)こちくや(神奈川県)