奈良で奈良商議所議員総会 常議員6人を選任

奈良商工会議所(小山新造会頭)の第175回議員総会が7月26日、奈良市登大路町の同会議所で開かれた。委任状を含む91人が出席。小山会頭は「コロナ以前に戻りつつあるが、物価高騰や人手不足が続き、まだまだ厳しい情勢にある。ポストコロナを見据えた対策を講じねばならない」と呼びかけ、「地域経済の活性化に積極的に取り組んでいく」との決意を改めて示した。
来賓の仲川元庸奈良市長は「新しいデジタルの力を活用しながら経済を活性化していきたい。行政として皆さんの活動を最大限にバックアップしていく」と祝辞を述べた。
続いて、2022年度の事業報告や収支決算、2023年度の予算案などが承認された。
欠員となっていた常議員は、各部会から6人が選任され、承認を得た。報告事項では、近鉄大和西大寺駅南側で建設中の同会議所新会館について、来年2月の完成に向けて建設工事が進んでいることを報告した。
常議員は次の通り。
竹内俊輔(住商アーバン開発奈良ファミリー事業所長)▽荻野真弓(近鉄百貨店奈良店長)▽紀ノ岡幸次(関西電力奈良支社長)▽林健太郎(野村証券奈良支店長)▽大田高太郎(みずほ銀行奈良支店長)▽増本隆史(奈良近鉄タクシー社長)。