添上高吹奏楽部、卒業生ら交え橿原で3年ぶり定期演奏会

奈良県立添上高校(大野勝稔校長)吹奏楽部の第30回定期演奏会「添上伝説」が17日、橿原市北八木町3丁目の県橿原文化会館で開かれた。新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。部員10人と卒業生らによるステージでは、式典のための行進曲「栄光をたたえて」で幕を開け、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」などバラエティー豊かな4曲を演奏した。
続いて天理市立北、南、西中学校3校の吹奏楽部がゲスト出演し、日頃の練習の成果を披露した。
最後のプログラムは出演者一同による合同ステージ。同校演奏会の定番曲、西城秀樹の「ヤングマン」のメロディーが流れると、会場は盛り上がり熱気に包まれた。
同校吹奏楽部は部員らが考えた「〜キズナ〜心と心をつなぐ復活のメロディ―」をテーマに、演奏会を通じた社会貢献活動にも取り組んでおり、会場ではユニセフ募金も実施した。