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三宅で朗読発表会 講座での学び成果発信

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情感たっぷりに朗読を発表する出演者=2日、三宅町伴堂の町交流まちづくりセンターMiiMo

 MiiMo図書運営委員会(志野幾子代表)の「大人の朗読発表会」が2日、奈良県三宅町伴堂の町交流まちづくりセンターMiiMoで開かれた。町内外の参加者とゲスト合わせて13人が出演。各人がお気に入りの物語、文章の朗読を披露した。

 

 同委員会は5月、本に親しんでもらう取り組みの一環で「大人の朗読講習会」を同センターで実施。発表会は受講生らの成果を発信する場として初めて行われた。

 

 出演者は昔話や絵本、エッセイ、講談本など、それぞれに選んだ題材を、5〜10分の持ち時間で朗読。会場に響く情感たっぷりで場面が浮かんでくるような声の表現に、来場者が聴き入った。また同講習会で講師を務めた、絵本・朗読ボランティアサークル代表でエッセイストの福島千佳さんもゲスト出演した。

 

 同委員会は朗読会を今後も継続する方針。桜井市から参加した、作家佐野洋子さんのエッセイ集の一編を語った窪塚素子さん(57)は「放送局の朗読関連番組で取り上げられていたので、この話を選んだ。ふだん朗読される機会の少ないエッセイを披露できて満足している」と話した。

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