第28回大和郡山ロータリークラブ学童軟式野球大会2023は4月29日、ならっきー球場(大和郡山市営球場)で準決勝、決勝が行われ、決勝は斑鳩少年野球部が三郷北イーグルスを5―3で振り切り、6年ぶり7回目の優勝を果たした。

　決勝は斑鳩が初回、1死から池幡が左前打とエラーで三進し暴投の間に先制の本塁を踏んだ。さらに川端、園田の死四球などで2死二、三塁とし、稲岡侑が中前2点適時打した。三、五回にも好機を確実にものにした。三郷北は四回、1死から3連打を浴びせて満塁とし、暴投で1点返し、さらに2死二、三塁から中村のタイムリーで2者生還。3点を返して詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。

　準決勝第1試合は三郷北イーグルスが8―2でリトルジャイアンツを下し、同第2試合は斑鳩少年野球部が7―0の五回コールドで小林ファイヤーズを下した。

▽準決勝

リトルジャイアンツ　2―8　三郷北イーグルス

(時間切れ)

斑鳩少年野球部　7―0　小林ファイヤーズ

(五回コールド)

▽決勝

斑鳩少年野球部　5―3　三郷北イーグルス

【斑】園田、稲岡侑、川端―池上【三】徳山、川島、中村―川島、徳山

▽三塁打=池端(斑)　▽二塁打=池幡(斑)

準優勝の三郷北イーグルス=同

【準決勝・斑鳩少年野球部ー小林ファイヤーズ】斑鳩少年野球部は４回、２死満塁から内野ゴロエラーの間に二走・川端が本塁に滑り込む＝同

【準決勝・斑鳩少年野球部－小林ファイヤーズ】斑鳩少年野球部は５回、１死三塁から柳谷がスクイズバントを失敗したが、三走の倉田が本塁に突っ込みセーフ＝同

【小林ファイヤーズー西方パワーズ】小林ファイヤーズは５回、無死一、三塁から内野ゴロの間に本塁を突こうとした小西はバックホームでタッチアウト＝同

2023年5月5日付・奈良新聞に掲載