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佐保川はどこを流れた - 平城京跡で大型建物跡発見

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奈良時代は現在より西側を流れていた可能性がある佐保川=3日、奈良市大宮町

 奈良時代(8世紀)の4棟の大型建物跡が見つかり、四町分の大規模宅地として利用されていたことが分かった奈良市大宮町4丁目の平城京跡。高級貴族の邸宅跡として注目が集まるが、同時に今後の研究対象となりそうなのがすぐ西側を流れる佐保川だ。大規模な宅地の中を流れていたとは考えにくく、同市埋蔵文化財調査センターは「佐保川の位置を再考する必要も出てきた」とする。

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