人と環境に優しい店舗 奈良中央信用金庫畠田支店 新築移転オープン
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奈良中央信用金庫(奈良県田原本町、高田知彦理事長)の畠田支店(森崎正俊支店長)が27日、王寺町畠田4丁目に新築移転オープンした。同金庫の店舗で初めて太陽光パネルを設置したほか、天井や壁面に県産のスギ材を使用。関係者約100人が出席したオープニングセレモニーでは、高田理事長や同町の平井康之町長らがテープカットを行い、門出を祝った。
同支店は1989年から約34年間、JR畠田駅前で営業していたが、前面道路の拡幅などに伴って移転。新支店は旧支店から約300メートル北側で、国道168号畠田4丁目交差点近くに立地。建物は延べ床面積約480平方メートルの2階建てで、店内にはATM(現金自動預払機)が2台あるほか、貸金庫92個を備えた。
駐車場は旧支店のほぼ倍となる11台が駐車でき、満車時には契約している隣接のコンビニエンスストア「セブンイレブン王寺畠田4丁目店」の駐車場が利用できる。
開店前に行われたセレモニーで高田理事長は、新支店のコンセプトに触れながら、「環境と人に優しい店づくりを目指してソーラーパネルを設置した。新しい店舗で再出発し、地域の発展に貢献したい」とあいさつした。森崎支店長も「木の温もりと職員の笑顔で元気ある店舗にしていきたい」と意欲を見せた。