奈良県大和高田市と第一生命保険は24日、健康増進や子育て支援など10項目について包括連携協定を締結した。また、同社社員を市に2年間派遣し、その人件費相当分の寄付をする、人材派遣型の企業版ふるさと納税を活用した寄付も実施。同市では初めてとなる。

　大和高田市大中の市役所で協定締結式と贈呈式があり、堀内大造市長と同社奈良支社の布崎嘉樹支社長が調印を交わした。

　堀内市長は「活気ある個性豊かな地域社会の形成、発展のため、社会情勢の変化に対応した行政課題に取り組んでいきたい」と抱負。

　布崎支社長は「地域の皆さまのお役に立てるように地域課題の解決に地に足の着いた取り組みを行っていきたい」と意気込みを表した。