政治

植田氏が出馬表明 - 黒滝村長選

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 第3セクターの新型コロナ対策雇用調整助成金不正受給問題で現職が辞任することに伴う奈良県黒滝村長選挙(4月18日告示、23日投開票)に向けて、元村保健福祉課長の植田忠三郎氏(58)が16日、無所属で立候補する意思を表明した。同村長選挙の立候補表明は初めて。

 

 植田氏は「不正受給問題は不名誉な事柄で、村民を不安にしている。新たな時代を切り開かなければならないと決意した」と出馬の動機を述べた。「不祥事が2度とないように組織づくりができれば」としたが、信頼回復の具体的な方法は白紙状態で、村の監督責任を果たす考え。

 

 高齢者の介護予防や地域医療の充実と健康寿命の延伸▽子育て支援など「ひとに優しい村づくり」を第一に掲げ、林業を中心とする産業の振興▽災害に強い体制整備▽公正で活気のある村組織の構築―などに意欲。「村民が安心して生活でき、こぞって幸せに暮らせる村づくりに取り組みたい」と話した。

 

 植田氏は1965(昭和40)年2月、同村生まれ。同志社大学を卒業し、88(同63)年4月、村職員。住民課長、総務課長、保健福祉課長などを歴任。3月9日付で退職した。同村赤滝。

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