社会

万博を飛躍チャンスに、市長ら未来展望 奈良でシンポジウム

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「空飛ぶクルマと未来のかたち」と題して講演する中村翼氏=19日、奈良市三条大路1の県コンベンションセンター

 大阪・関西万博連携「奈良市×万博キックオフシンポジウム」が19日、奈良市三条大路1丁目の県コンベンションセンターであり、市民らが基調講演とパネル討論を通じて、2025年に開かれる同万博と市の関わりなどについて考えた。

 

 同万博を飛躍の機会にしようと、市が主催。「大阪・関西万博という機会の最大化」や「空飛ぶクルマと未来のかたち」と題した二つの基調講演には約160人が参加した。

 

 このうち「空飛ぶクルマ」について、起業家兼慶応大・空飛ぶクルマラボ特任助教で有志団体「Dream On」代表の中村翼さんが講演した。中村さんは、空飛ぶクルマが同万博で空港から会場までの移動手段や緊急搬送などでの活用が検討されていることを紹介。「2050年までに世界中で誰もが飛べるようにしたいと思っている」と述べ、市民らと未来について議論しながら「未来の奈良市を一緒につくっていければ」と話した。

 

 このあと、「大学は地域をどう変えるか」「持続可能な社会モデル構築の挑戦」「万博は奈良市をどう変えるか」の三つのテーマに分かれたパネル討論では、テーマに応じて今岡春樹・奈良女子大学長や仲川元庸市長らがパネリストとなって議論した。

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