12月の奈良県内有効求人倍率、3カ月連続で悪化 前月比0.04ポイント減1.19倍
奈良労働局が31日に発表した昨年12月の奈良県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.04ポイント減の1.19倍と、3カ月連続で悪化した。同局は「有効求人倍率が3カ月連続で低下しているなど、持ち直しの動きに足踏みが見られる。また、求職者が高水準にあり、一部の業種で厳しい状況も見られる」とし、前月から判断を若干引き下げた。2022年平均の有効求人倍率(原数値)も発表され、前年から0.06ポイント増の1.23倍となり、19年以来3年ぶりに前年を上回った。