「事前運動」の解釈が焦点 あす1月18日に注目の判決 - 前川衆院議員公選法違反

2021年10月の衆院選で公示前に自身への投票を呼び掛ける文書を送ったとして、公職選挙法違反の罪に問われた日本維新の会の衆院議員、前川清成被告(60)の裁判はあす18日、判決が言い渡される。昨年12月の論告求刑公判では、検察側が罰金30万円を求刑し、弁護側は改めて無罪を主張。裁判は起訴から100日以内の判決を目指す「百日裁判」として迅速に審理が進められる予定だったが、多数の証人尋問などで時間が割かれ、昨年4月の初公判から8カ月以上が経過した。今後の選挙活動の在り方にも影響を与える判決の結果に注目が集まる。