再選目指す現職3人、挑む新人2人 奈良県議選 橿原市・高市郡区(定数4) - 選挙展望2023
現職3人が再選を目指すほか、新人2人が立候補を予定。自民党、立憲民主党、日本維新の会、公明党の公認候補が揃うほか、参政党にも候補擁立の動きがあり、激戦となりそうだ。
現職は前回、無所属で立候補した山本進章が今回は自民公認を受け、7期目に挑戦する。立民公認の森山賀文は6選、公明公認の亀甲義明は再選を目指し、それぞれ準備を進めている。
新人は任期途中で県議を辞職し、橿原市長選に立候補した亀田忠彦市長が持っていた自民党議席を確保するため、田野瀬太道衆院議員の元秘書、伊藤典明が自民公認での立候補を予定。維新は、昨年4月に不適切な言動をきっかけに橿原市議を辞職した原山大亮を公認した。また、昨夏の参院選で県選挙区に候補者を立て、存在感を示した参政も候補を立てる構えで、4議席を巡る激しい争奪戦となりそうだ。(文中敬称略)